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| 『ネクロノミコン Necronomicon』 カラー/ビスタサイズ/アメリカ映画/パイオニアLDC配給/1993 |
パート2『冷気(The Cold)』
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で買えるDVDの ネクロノミカン |
「最初にこの話をもらった時は、ラブクラフトのストーリーの一つを扱えること、アメリカで仕事をすることにスリルを感じた。生命の永遠の維持というテーマにもひかれた。多くの人間は不死を望むが、それで必ずしも幸福になるとは思えない。逆に、映画の中でそれを果たした主人公は、不老不死と引換えに抱えきれない程の哀しみを背負ってしまう。スタッフは全部アメリカ人、通訳無しの現場……でも、チーフのエドが日本語上手だったんだよね。だから出来たんです」 |
【解説】出演は博士に『砂漠の流れ者』(70)『オーメン』(76)の名パイプレーヤー、デビッド・ワーナー。後に世界的な大ヒット『タイタニック』の劇中、ディカプリオに目を光らせる召使いラブジョイ役を好演している。記者デイルに『ヤング・ゼネレーション』(79)のデニス・クリストファー、他に『ヘザース/ベロニカの熱い日』(89)のべス・マイヤー、『アンネの日記』(59)のミリー・パーキンズなど。脚本の伊藤和典氏とはガメラシリーズの前の初コンビ。 この話の中でもっとも視覚的に効果があるのが、マデンの全身から皮と肉がはがれ落ち、溶解しながら死んでいくシーンである。特撮チームの担当はスクリーミング・マッド・ジョージ。ラテックス製の皮膚に覆われた等身大のダミーを作り、それに熱風が吹き出す特製のヒート・ガンを発射させて撮影された。 【ストーリー】 ボストン・ジャーナルの記者デイルは、40年間に11人もの人間が髄液を抜き取られて殺されるという未解決の猟奇殺人事件を追っていた。彼は事件の多発地域に記録では100歳を越える高齢のマデン博士という人物が住むことを知り、彼名義のアパートを訪ねる。そこでデイルを出迎えたのは管理人のエミーだった。彼女は彼を冷凍庫のように冷えきった建物に招き入れると、彼の執勘な質問にかつてそこで起きた惨劇を語り始めた。 22年前、エミーの母エミリーが義父の性的虐待から逃れてこのアパートにやってきた。彼女が義父に連れ戻されそうになるのを同じアパートに住むマデン博士が救い、やがて2人は愛し合うようになる。だが、博士は禁断の書「ネグロノミカン」に従って永遠の命の研究を続け、自らもその方法で若さを保っていた。そして、彼が生き続けるためには冷気と生きた人間の髄液が必要だった。 エミーの話ではその後、エミリーの恋はある偶発的な事故によって悲劇的な結末を迎え博士も死亡したというが、では今も続く殺人の犯人は誰なのか? デイルがその疑問に辿り着き、エミーの衝撃の正体を知ったとき、彼は自分が次の犠牲者となることを予感したのだった‥‥。 |
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