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『就職戦線異状なし』
製作=フジテレビジョン 配給=東宝
カラー/ビスタビジョンサイズ/103分/1991.06.22公開

『就職戦線異状なし』

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発売元 ポニーキャニオン

税抜き3398円
Amazon.co.jp アソシエイトでも

就職戦線異状なし

メインスタッフ

監督 金子修介
製作 三ツ井康
エクゼクティブ・プロデューサー 村上光一/堀口壽一
プロデューサー 鎌田敏郎/一瀬隆重/瀬田 素/石原 真
脚本 福田卓郎/金子修介
原作 杉本伶一
撮影 高間賢治
照明 吉角荘介
美術 及川 一
音楽 小六禮次郎
録音 林 大輔
編集 冨田 功
脚本協力 坂元裕二
助監督 猪腰弘之
主題歌 「どんなときも」 槙原敬之

メインキャスト

大原健雄 織田裕二
立川 修 的場浩司
甲斐鞠子 仙道敦子
秋山陽子 和久井映見
北町雅則 坂上 忍
依田麻子 羽田美智子
雨宮重明 本田博太郎
田中真由美 鶴田真由

    
    
    
    
    
    
    
   


 新卒売り手市場最後の年に公開されました。いまでは貴重な資料になった(^o^)。かつて多くの映画は『貧しさに負けないで』ということをテーマにしていたけど、この時代のこの映画は『豊かさに負けないで生きて欲しい』がテーマになった。若いキャストで現場もイキイキしていた。みんな第一線で活躍しているのはうれしいですね」

【ストーリー】
 4月。早稲田大学のとある部屋では、「就職杯・内定獲得レース」と書かれた出走表が貼り出されている。内定目指して奔走する4年生を馬になぞらえた後輩たちが、賭けているのだ。大穴は大原健雄。一浪、社会科学部に在籍。企業セミナーが実は青田買いとは知らず、ノコノコ、一張羅の喪服を着てきて、面接でちぐはぐな返答をするという大ボケ。そんな大原を嘲笑するのは、高校野球部以来のくされ縁、立川修は「マスコミに入っていい車、いい女、クリエイティブな仕事」とマスコミ一筋。空前の売手市場といわれるバブル期の就職戦線ではあるが、マスコミは人気企業、就職激戦区である。立川の熱気に当てられて大原もとりあえずマスコミを中心に就職活動を始めた。
 甲斐毬子は大学生活を送る傍ら、雑誌にルポを書いている。目下の興味は就職のハウツーをまったく解さない大原をモデルにして本を出すこと。もっとも彼女は個人的にも彼に興味があるのだが、大原は気づかない。
 6月。各企業がコッソリ内定を出し始める頃‥‥。いまだに内定が一つも取れない大原と立川を涼しい顔で眺めているのは北町雅則。親父のコネで超大手代理店の内々定をもらっており、ちゃっかりと後輩の麻子という彼女までいる。そんな北町がある晩、大原たちを六本木のゴージャスなナイトクラブに呼び出した。通されたのはVIPルーム、北町を“確保”しようとする某デパートの接待だある。
 すっかり浮かれてドンチャン騒ぎをしている大原達に、冷ややかな視線を送る中年の男。彼は連れの女性・葉子にフラレたばかりで面白くない。
「働きもしないで遊んでる学生はレッドでも飲んでろ!」と叫び出す。売り言葉に買い言葉。男と大原は路地に出て殴りあい、大原は男をのしてしまった。
 8月。就職戦線もクライマックス。企業セミナーで期を逃した学生たちには、8月から始まる本採用に賭けている。Fテレビでは2万人の応募者の中からクジで2千人がセミナーを受け、そこで50人が合格、本採用で5人が合格する。
 大原がFテレビの面接会場に入っていくと、一人の面接官・雨宮の顔に見覚えが! なんと大原がナイトクラブで殴り倒した中年男だったのだ!
 イヤな予感がする一方、Fテレビの人事担当者であった葉子と再会。。そんな大原の様子を毬子は哀しげに見守るのだった。
 一方、前途洋々だったはずの北町は、父親が急死して故郷へ帰ることになり、立川はマスコミー辺倒であった自分の生き方に疑問を抱き始める。
 〈なりたいものじゃなくて、なれるものを捜し始めたらもう大人なんだ‥‥〉
 就職の理想と現実。目の当りに社会の厳しさを見、彼らの心にも不安と焦りの波が立ち始める。それぞれの思いが交錯する中、就職戦線は今まさにクライマックスを迎えようとしている‥‥

 

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