|
ストーリー
東北地方のある農村・山田村は深刻な嫁不足で悩んでいた。かつては女の子もいたのだが、過疎化の波でみな東京へ出ていってしまったのだ。
あるとき村の生年4人、農協勤めの青年団長・光一、花火師の貫太郎、僧侶のヤスオ、医者の譲が見合いをすることになった。相手は東京から来たラン、スー、ミキ。残り物には福があると信じていた譲があぶれたが、山田村のあまりの田舎臭さに結局3人ともふられてしまった。そんな時天才美少女作家・綾小路麗花がスランプに陥り、田舎を求めて山田村にやって来た。そして、特産物のヤマダボチャを作る老婆・ハナと親しくなった。
村長たちは光一の弟・次郎も加えた5人の若者 に集団見合いをさせようと後醍醐天皇の時代から伝わる“おたふく祭り”を再現することにした。TVなどで全国のブスを集めておかめの面をかぶらせたのである。光一たちはブスということは知らずに有頂天。東京のロックバンド“米米クラブ”の演奏の中“おたふく祭り”は始まったが、面を取って襲ってくる女たちに村は修羅場と化してしまった。光一たちは麗花に感化され“都会が文明で来るなら村は未開で対抗しよう”と開き直り「正しい村」運動を起こした。そして村にある電化製品を打ち壊し始めた。しかし、麗花自身、田舎を愛しながらもTVを離すことは出来なかった。
麗花は東京へ帰り、山田村の出来事を小説にしようとしたが、文章では表現できないことを悟った。その頃山田村ではヤマダボチャの花が狂い咲きし、黄金の花粉が空いっぱいに広がっていた。
|